恋人とのセックスがうまく成功しないAさん(女性、30歳)のストーリー。
Aさんは生殖器エリアの筋緊張がとても強く、膣の出口付近がとても硬い状態。
彼女は真剣に処女膜切開手術を受けるかどうか、1年間ほど悩んでいました。
しかし、ジェニタルマッサージ、膣ダイレーター(拡張器)、市販のディルド/バイブレーターなどのセルフケアによりコンディションが改善すると、無事にセックスすることが出来るようになったそうです。
性に関する悩みを持つ方の中には、恐怖心から自分の生殖器を見た事も触った事もない方が大勢います。
また、洗うことでさえ抵抗のある方もいるため、こうなると生活に問題が生じる原因にもなる。
私たちが持つ生きるエネルギーの中でとくに強いこのセクシュアリティは、美容と健康、そしてQOL(生活の質)に大きな影響を与えます。
男性の10~52%、女性の25~63%は性に関する悩みをかかえているという報告があり、このコラムを読んでいるあなたも何かしらお悩みをお持ちではないでしょうか?
◆1人で悩まないこと
多くの人が悩みを持ちながら、口に出して友人や家族に相談できないのがこの「セクシュアリティ/性」に関する問題です。
医者に(性の悩みを)思い切って相談したところ、困惑の表情をされた、という報告が多数あり、相談相手は慎重に選ばなければなりません。
残念ながら全ての医者が“セクシャルヘルス(性の健康)”に関する深い教育を受けているわけではないのです。
相談する医師の専門分野をきちんと把握した上で話すとよいでしょう。
性の基礎知識は一人で学べますが、性に関する悩みは一人では意外と解決できません。
まずは信頼のおける産婦人医師/泌尿器科医師や、学会(日本性科学会/日本性機能学会)に所属する有資格者、などに相談し、ゆっくりと恐怖心を取り除いていくことをお勧め致します。
お悩みのある方は、当センターの登録産婦人科医 早乙女先生(医学博士)や、当センター代表貝瀬にご相談ください。
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