あなたは、性行為について関心がありますか?
「男女の生活と意識に関する調査(日本家族計画協・2015年)」の調査によると下記のようなことが分かりました。
『セックスについて「関心がない、嫌悪している」を合わせた男性の割合が18.3%で過去最高。
女性も同様に全ての年齢層でセックスへの無関心・嫌悪の傾向が広がった』
セックスへの関心は確かに社会背景が大きく関係しますが、実は男女ともに「歩き方、姿勢」が深く関わっていることを多くの人が知りません。
筋力が低下し、適切な姿勢が維持できない人ほど、性的な機能が衰える傾向にあります。
なぜなら、自律神経と内分泌腺(ホルモン)の協調がうまく機能しなくなるからです。
*自律神経とは血管や内臓など(自分の意思でコントロールすることの出来ない)組織に分布する神経系のこと。交感神経と副交感神経に分かれており、この2つがバランスを保っているからこそ呼吸や代謝、消化など生命活動を維持できる。
◆美しい姿勢で性欲減退を予防
自律神経と内分泌腺は協調して「身体の恒常性維持(健康な状態)」に貢献しており、姿勢や歩き方を悪くすることで簡単にその協調は崩れてしまいます。
姿勢が悪化することで、背骨にある自律神経のアンバランスが起こり、ストレスが蓄積。 交感神経が優位になれば、男性は勃起障害を招き、女性は膣内が潤いにくくなる。
自律神経と内分泌腺の中枢は(脳下垂体の近くにある)視床下部です。ストレスとは脳の疲労ですので、姿勢や歩き方を美しくすることでストレスに強い身体となり、性欲は回復していきます。
◆美しく立つ
セックスの関心は自律神経と内分泌腺(ホルモン)の協調がうまく機能して初めて湧き出てくるものです。
最近、セックスに関心がないと感じている方、又はセックスレス、更年期、慢性的な疲労などにお悩みの方は、ぜひ美しい姿勢や歩き方を維持できる体作りからスタートしてみてはいかがでしょうか?
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